今回訪れたのは、梅小路京都西駅すぐ七条通沿いにある『拳ラーメン』さんです。
店名だけ見るとやけに強そうで（笑）”こってり豚骨系”のお店なんかな？と勘違いされそうですが^^;
しかしその実はというと、和食料理人の店主が織りなすなんとも美しいラーメンの数々！！
ラーメン百名店2020・ビブグルマン2020にも選出、関西ラーメンダービー受賞歴も多数と、これでもかというくらい華麗な経歴のこの拳ラーメンさん。
その理由の一つとも言えるこのお店のすごい所が、もはや”日替わり”と言っていいほど、”その日１日だけの限定のラーメン”をしょっ中提供している事なんです！
月替わりの限定メニューとかならラーメン屋ではよく聞きますが、そんな日替わりで毎日違うラーメン作って提供するラーメン屋さんなんて聞いた事あります？？笑
しかもそのどれもが素材や作り方にもこだわった逸品揃い。
（店主本人は『限定をやっているのは、レギュラーに生かす為のヒント探し』と雑誌のインタビューで言っておられます）
日替わりや月替わりメニューの情報はツイッターやHPで逐一告知しておられるので、来店前には要チェックです＾＾
と、前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず今回ご紹介するのはこの拳ラーメンさんの看板メニューでもある『京鴨とノドグロの煮干しそば』です。
最初に
「京鴨とノドグロの組み合わせでラーメンを出している店がある」
と聞いた時は驚きました。
あまりにもスタンダードなラーメンからはかけ離れた組み合わせで、これだけラーメンを食べまくっている私でも、頭の中で全く味の想像がつかなかったからです。
『京鴨とノドグロの煮干しそば 煮卵付き900円』
そして出てきたラーメンはこれまた想像と違ったなんとも落ち着いたいで立ち。
さすが和食の料理人だな、と思わせる、凛とした雰囲気のラーメンなのです。
そしてスープを一口すすって納得。
鴨の出汁も、ノドグロ特有のあの強い旨味もちゃんと感じられるんやけど、でもしつこくなくて、和食料理に出てくるおすましのような上品さ。
う…うまっΣ（ﾟдﾟ ）
麺は多加水気味のちゅるっともっちりした中細麺。いやぁ最高です。
そしてラーメンの横に置いてあったコチラ↓
『ゆず酢』ということで、お好みで少しずつ入れてお召し上がりくださいとのこと。
旨味の強いスープを決して邪魔せずに、いい感じのアクセントになってくれて。
もうなんなら美味しすぎて後半かけまくってしまい、最終的にはゆず酢ラーメンになっちまったんじゃないか？？
というくらい（笑）
食べた事ない京鴨とノドグロスープの組み合わせに味変のゆず酢。
色んな意味で最後まで飽きの来ないラーメンでした＾＾
次はどんな日替わりが食べられるのかな〜？
楽しみです♪
ごちそうさまでした。
