昨年初め頃に、『京都ポルタの飲食店街がリニューアルする』という話を人づてに聞いた時、まさか私が愛して止まない『神座』が入ってくれるとは夢にも思いませんでした(笑)
私は学生時代ずっと大阪に住んでいたので、それはもう頻繁にどうとんぼり本店へ通いつめたものです。
忘れもしない、地元の友達に紹介されて初めて神座本店のラーメンを食べに行った時のこと…(もう20年以上前の話です笑)
まず店に入って驚いたのは、白を基調とした店内に全席カウンター、しかも真ん中に調理場があって、それをカウンター席でぐるっと一周囲むというスタイル。
今でこそオシャレでスタイリッシュなラーメン屋さんってたくさんありますけど、あの頃はこんな店内スタイルのラーメン屋さんまずなかったです。
ラーメン屋らしからぬスタイリッシュさにまず驚きました。
そして再度驚かされるのは看板メニューであるラーメンの名前!!
【おいしいラーメン】
えっ?
初めて見た時は2度見しましたよ(笑)
「え?おいしい…のね、そりゃそうだろうね」って。
そしてそのスープを一口飲んでビックリ。
あの時の衝撃はいまだ忘れられないです。
「うわっ、何これおっいしっ…(*゚Q゚*)」
店員さんに聞こえるくらいのボリュームで声に出してしまったほどです^^
麺もこれまた珍しい、当時はあまり食べた事ない麺でした。
中細麺で表面がつるつるっとしていて喉越しがよく、噛みごたえはほとんどないんやけど、歯触りの良さは抜群で。
小さな子どもにも受け入れられる万人が食べやすい麺。
本当にスープとの相性も抜群で、まさに計算し尽くされているなと感じるラーメン。
本当においしい。うん、これは紛れもなく『おいしいラーメン』
でもなんでこんなにおいしいと感じるんやろう??
不思議な感じでした。
はっきり言ってスープ自体はとてもあっさりしていて、特に他より秀でた特徴があるわけでもないこのラーメン。
でもどこかとてつもない深みもあって。
また来るかどうかさえ、この1回目の訪問時には分からなかったんですよね。
ところが日を追うごとに私の中にえも言われぬ謎の感情が…
あれ?なんか今日神座のおいしいラーメンが食べたい!!!!
そして2度目の再訪からはもう予想通りの展開。笑
そうです、私はこのおいしいラーメンの虜になってしまったのです。
行けば行くほど、また行きたくなる。
しばらく経つと、またあの味が食べたくなる。
恐ろしいほどの中毒性(笑)
例え自分の好みのラーメンであっても、こういう風に思えるラーメンって数少ないと思うんです。
私の中で、その貴重な1つがこの神座のおいしいラーメンなのです。
今も、これからもきっとそれは変わらないと思います^^
ちょっと今回はお店紹介から逸れてしまいましたが(^_^;)
そんな「おいしいラーメン」が京都で食べられるようになって、私はとても嬉しいのです。
まだ神座のラーメンを食べたことないという方は是非一度足を運んでみてくださいね。
お子様セットもあるので、家族連れにも優しいお店です。
ごちそうさまでした^^